城南海、『ムーラン』日本版主題歌アーティストに クリスティーナ・アギレラに「私も負けないぞ!」
“自分らしくありたい”と思う一方で、愛する家族や故郷のために自分を男と偽り、国の命運をかけた戦いへ出ることを決意するムーランの心情と葛藤を歌い上げる、切なくも壮大なバラードだ。
城は、そんなムーランの複雑な心境が反映された歌詞の日本版の訳詞も担当した。「私らしい訳詞にしたいなあと、最初に思いました。月を見上げるのが好きなのですが、月は光と闇の狭間にあるので、表と裏、“本当の自分”と“偽りの自分”というものを月にも感じて、歌詞のはじまりは月から景色を描いていきました。ムーランの思いを、ムーランになりきって書きましたが、“私を生きる”というワードがポイントです。ムーランの願いを書きました」と、歌詞制作への想いについて述べた。
また、歌詞が自然になるように、「もともとの英語版の母音をイメージし、“Ah”で伸ばすところは“アー”で同じ母音にして伸ばしたり、そういうところも意識しながら書きました」と、繊細な工夫を明かしている。本作のオリジナル版では、アニメーション版と同じくクリスティーナ・アギレラが再び『リフレクション』を歌唱するが、アギレラの歌を聞いた城は、「すごくパワフルでアニメーション版よりもパワーアップしていて、今回の実写版『ムーラン』にぴったりだと思いました。