宮城県出身の17歳・宮世琉弥「10年が過ぎた今こそ、震災についてもっと伝えていきたい」
その子たちは震災のことは直接は知らないわけじゃないですか。そうやって時間が経っていけば、どんどん震災を知らない人たちが増えていく。そこで風化させないように、ちゃんとあの日起きたことを発信し続けたいです」
宮城の少しずつ復興の路を辿る街並みが、宮世にエネルギーをくれるのだという。
「あんなことがあっても、みんなあきらめてない。今この瞬間も頑張っている。その姿に、勇気づけられるというか、僕もあきらめないぞというスイッチが入るんです。でもまだ決して復興は終わっていない。もっともっと時間と支援が必要です。
震災を知らない人たちに、どうやってそれを伝えていくか。まだまだ僕にその力はないですけど、去年よりもさらに力を入れて発信していきたいです」
朝起きたら『青空』や『リンダリンダ』を聴いて踊っています
さらなる発信力や影響力をつけるためにも、まずはもっと宮世琉弥を知ってもらい、応援してもらえるようになりたい。その一歩として、3月14日にスタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』が発売される。そこには、等身大の宮世琉弥がたっぷりと収録されている。
▼スタイルブックの中身をチラ見せ!
「自分だけの本をつくってみたいなと憧れていたので、こうやってカタチにすることができてうれしいです。