くらし情報『まるでスペインの輝く太陽。期待のピアニスト・ガルシア・ガルシアはユーモアも抜群』

まるでスペインの輝く太陽。期待のピアニスト・ガルシア・ガルシアはユーモアも抜群

ガルシアにハミングにまつわる武勇伝を尋ねたら、またもユーモアたっぷりで「僕のハミングもCDで聞けるよ(笑)」。

「ハミングというより歌だね、歌うことの方が多い。でもそれは不思議なことじゃなくて、とても正常だと思うよ。マウリツィオ・ポリーニも素晴らしい“歌手”だったし、マルタ・アルゲリッチも演奏中につぶやいている。もっとも、彼女は声を出していないようだけど。指揮者のグスターボ・ドゥダメルも、ときどき歌いたい衝動に駆られるみたいで、特に合唱団と一緒に歌いながら振っている。すべてアーティストの性格によるんだろうけど、僕はきっと、ピアノでは歌われない表現豊かなところを一音も取り残したくない性格なんだね」
●自由自在に動く、とっても大きな手指

まるでスペインの輝く太陽。期待のピアニスト・ガルシア・ガルシアはユーモアも抜群

© Radek Zawadzki
ガルシアの手はとても大きい。広げたら、ラフマニノフみたいに1オクターブ半ほど、届きそうだ。


「ああ、日によるけど、ドから1オクターブ上のファかソまで届くよ。でも演奏では、手が大きいことより、中指や薬指が柔軟に間隔を変えられるので便利なんだ。ラフマニノフの難曲のように、手指の位置が絶えず変化する曲にもうまく適応できる。

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