【ロング鼎談第二弾】小池貞利(the dadadadys)×橋本薫(Helsinki Lambda Club)×モリタナオヒコ(TENDOUJI)
――逆に、なぜ今やろうということになったんだと思いますか?
橋本やっぱり(小池が)声を上げてくれたんで。やったら楽しいのは当たり前というか、それは決まってることなんで、じゃあ乗っかるかっていう。だから別にあんまり深く考えてないです。
――でも、たとえば3〜4年前とかに「やるか」ってなってたとしても、こういうバイブスには絶対ならなかった気がするんですよね。
橋本ああ、そうかもしれないですね。各々のモードとか考え方とかもきっと違っただろうしね。サダちゃんとかもうちょっとバチバチな感じだっただろうし。
小池いやいやいやいや。
モリタ間違いなくケンカになってたと思う。
小池そういえばあれなんですよ、前回の座談会でナオさんが俺の印象をめちゃめちゃ下げたから……。
モリタ何を言ってるんですか。
小池昨日群馬で後輩の子に会って「同郷だし仲良くしよう」みたいなことを言ったら、「話すまで怖い人だと思ってました」って言われたんですよ。こんな、バンド界一優しい人なのに。
橋本それはどうかなあ。
モリタハリネズミのような男だったから。
小池(笑)だからまあ、今になってできるということですね。