櫻井海音&齊藤なぎさ『【推しの子】』実写に挑むプレッシャーを支えた”原作愛”
櫻井僕は、あんまり「これをやっていてつらい」と感じることがないんですよね。でもそれは、アクアみたいに、常に自分自身を鼓舞してくれる原動力みたいなものがあるから。決して人には見せられない根本的な部分に、僕はずっと執着しているんだと思います。そのおかげでこのお仕事に向き合えているので、これまであまり苦しかったことはありません。
アイドルの裏も表も描いている『【推しの子】』
ーーアイドルや俳優を目指している方へ、お二人から応援の言葉をいただけますか?
齊藤アイドルに限らず、どのお仕事も大変だと思うんですけど、アイドルは「みんなにとっての理想の存在」でいなければならないからこその大変さもあると思います。私はアイドルっていうお仕事が大好きだったから乗り越えられたので、同じようにアイドルが大好きで、自分もなりたい! って心から思えているなら、乗り越えられると思います!応援しています!
櫻井こればっかりは、運の要素もあると思いますし、なんとも言葉にしにくいんですけど……。でも『【推しの子】』には、芸能界を目指している人たちや、実際に業界でがんばっている人たちの熱意やつらさも描かれているので、この作品を観てくださったら、本当に自分のやりたいことなのかどうかが見えてくるはずです。