ディーン・フジオカの背中を押すもの「生きていくためにやってきたことが、自分の命題のようになっている」
演技をしているときはもちろん、それ以外のときにいろんな交流があって、経験や情報のやりとりがありました。現場にいる日々はすごく充実していましたね」
手加減なしにみんなで世界感を作り上げている
一方、物語については最先端科学にまつわる不可解な事件、というだけあって、毎回、ハラハラするような展開が待ち受けている本作。スピード感あるストーリーに一気に引きこまれたことは記憶に新しい。それだけにSeason3での展開も気になるところだ。「Season2で、配信だからこそできる描写というものに味をしめたというか(笑)。羽住(英一郎)監督を筆頭に、フルスイングでやっているな、と思います。最先端の科学技術を使った事件を解決していく上での描写だったり、説得力が必要な部分において、本当に手加減なしにみんなで世界感を作り上げていって……。もっととんでもないスレスレのことがこの先にあるんじゃないか、ほかには何ができるんだろう、と考えるのが楽しみなぐらいの制作能力の高さです」
こと、羽住監督を始めとした制作のことに話が及ぶと、ディーンはより饒舌になる。
「羽住組ってオペレーションの精度の高さというものがすごいんですよ。