扉座の新作は、エノケンの座付作家・菊谷栄がモチーフ
エノケンこと榎本健一が演じたドタバタ喜劇である。
それでいて、レビュー作家の半生を描く舞台である。多くの劇団員とレビューダンサーが、当時の浅草の活気を迫力たっぷりによみがえらせる。
舞台に魅せられているうちに、ズドンと突きつけられる現実。観る前と、観た後では、世界の見え方が変わっているに違いない。11月23日(土)・24日(日)の神奈川・厚木市文化会館 小ホールでの公演を終え、11月27日(水)から12月1日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演される。
文:小川志津子
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