【ライブレポート】全19曲で駆け抜けた、the dadadadys5人体制での初ワンマン『三三愛燦燦』
を披露。ドリーミーかつスケールの大きな曲調で観客を揺らすと、「恋している奴はそいつのことを、恋していない奴はthe dadadadysのことを……」と告げて、「恋」へ。キャッチーなコーラスをフックに甘酸っぱいポップ性を発揮。それから「あのトワイライト」に移ると、会場は大フィーバーを記録。
ショウは残り2曲となり、佐藤とyuccoのリズム隊が激しく主張する「ROSSOMAN」に突入。儀間もヘドバンしながらプレイに励んだりと、バンドにすっかりと溶け込んでいるよう。本編ラストは「k.a.i.k.a.n」が飛び出し、ヘヴィなカオス感を叩きつけて終了。
アンコールに応えると、「新体制のワンマン、こんなに熱くなるとは……。
あの時より、自分の歌とメンバーと曲と客とより密接な関係になっている」と小池。最後は弾き語り形式からバンドインする「東日暮里5丁目19-1」をプレイ。ロマンチックな音色を紡ぎつつ、後半は長尺のインスト・パートを織り込み、スケールの大きな曲調で観客を飲み込んでいった。全19曲を駆け抜け、新5人体制の初ワンマンは大成功のうちに幕を閉じた。4月からは13公演に及ぶワンマンツアー『(許)