2024年2月17日 18:00
【PFF×若手クリエイター】「わたしの映画づくり」チョーキューメイ・麗さん
一人目として、TikTokでの再生数が10億回を突破した「貴方の恋人になりたい」等の楽曲で知られる、人気急上昇のバンド「チョーキューメイ」のメンバ-として活躍する麗さんに、高校時代の映画づくりや映画祭体験を振り返ってもらった。
現在はミュージシャンとして活動する麗さんだが、実は高校時代、映画づくりに取り組んでいる。完成させた監督作『森は鳴き止まぬ』は「高校生のためのeiga worldcup2020」で優秀作品賞を受賞。「PFFアワード2021」でも一次審査を通過した。加えると、このときの麗さんの映画制作体験にインスパイアされて誕生したのが、昨年の「PFFアワード2023」でグランプリに輝いた中野晃太監督の『リテイク』。同作で麗さんは主演を務めた。
さぞ映画に興味があったかと思いきや、当時は映画をつくることは考えたこともなかったという。
「通っていた高校の選択講座に映像表現の授業があったんです。
高3の時に、その講座をとったのが映画をつくるきっかけでした。ただ、講座を受けることにした動機は軽音楽部で一緒にバンドを組んでいた仲のいい友人に強く誘われたのと、授業がゆるそうだったから(苦笑)。