2024年2月17日 18:00
【PFF×若手クリエイター】「わたしの映画づくり」チョーキューメイ・麗さん
一次審査通過どまりでしたけど、のちに審査コメントが届いて驚いたのが、素敵なアドバイスがいろいろと書かれていたこと。『つまらない』とか『へた』とか厳しい言葉が書かれていると思ったら、『こういうところをこうしたらもっと良くなる』といった具体的なアドバイスが書かれていてすごく励みになりましたね」
ただ、映画祭への出品はやはり悩ましいところがあったという。
「やはり出品料がかさむと苦しいですよね。たとえば出品料が4000~5000円ぐらいだとする。社会人だと許容範囲内かもしれないですけど、高校生はかなりつらい。たぶん高校生の時給1000円ぐらいですから、1日のバイト代が飛んでしまう。そうなるとやはり出せる限度がある。だから、今回の出品料無料というのはすごく大きいと思います。
運営にはお金が必要なのは承知しているのですけど、成人前の立場からすると助かります。あと、変な話になりますけど、出品しやすくなるというか。有料だとやはり自分の作品は入選の見込みがあるかなどいろいろと考えてしまう。でも、無料だと力試しにしてみようかと、わりと気軽に応募できる気がします。いや、映画にほとんど興味のなかった高校生のわたしでも、こんなことが起きているので、可能性はあると信じて、映画を作ったらまず出品してみてはと思います」