星野源、斉藤和義、スガ シカオ、くるり、KREVAら15組が熱演 『LIVE the SPEEDSTAR』オフィシャルレポート
そして、来月発売するニューアルバム『PINEAPPLE』から、今日初めてやる新曲を……と、「問わず語りの子守唄」を披露。ひとことひとことが耳に刺さるようなリリックを搭載した曲である。2021年のデジタルシングル「Boy」を経ての「ずっと好きだった」では、サビで腕を振り上げる人、多数。口元はマスクで見えないが、みんな一緒に歌っていたのではないか。続く「ベリーベリーストロング」では、挙がる腕の数がさらに増える。
ラストは「歩いて帰ろう」。間奏明けのブロックで歌をオーディエンスにまかせる、本来おなじみだった光景を、久々に見ることができた。感動的だった。
去り際に斉藤和義は、「またね」と両手を振った。
Text:兵庫慎司
セットリスト
M1. やさしくなりたい
M2. 明日大好きなロックンロールバンドがこの街にやってくるんだ
M3. 問わず語りの子守唄
M4. Boy
M5. ずっと好きだった
M6. ベリーベリーストロング
M7. 歩いて帰ろう
矢野顕子
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矢野顕子 Photo:AZUSA TAKADA(SOUND SHOOTER)
ステージ中央に置かれたグランドピアノに向かった矢野顕子。