2021年6月1日 12:00
矢部昌暉が振り返る高校生活「高3の文化祭で、北村匠海たちとダンスを踊りました(笑)」
仕事で遅刻や早退をすることが人一倍多かったので、意識せずともそういうふうになっていったというか。
――矢部さんは「普通」という言葉についてどう思いますか?
3月に発売した『X』というアルバムがあるんですけど、その中の『ニューノーマル』という曲を僕がプロデュースさせてもらったんですね。それがまさに「普通ってなんだ?」という曲で。世間一般の普通って誰が決めたの?それを自分が普通と思えなかったら普通じゃないし、自分が普通と思ったことを相手が普通だと思わなくても、自分の中で普通なんだからそれでいい、人の真似なんてしなくていいということを歌っていて。
偶然なんですけど、『ジェイミー』が伝えたいメッセージとリンクしていて。今回の作品の中でいちばん共感できる部分でもあります。
自分の役割に悩んでいたときに、ウィンくんがアドバイスをくれた
――一方で、ディーンという役は、「普通ってなんだ?」と考える矢部さんとは真逆のキャラクターです。
そうなんです(笑)。でも思春期の頃って未知のものや新しいものを受け入れることがなかなかできなかったりもする。そのあたりは、観ているみなさんもきっとちょっとは思い当たるところのある役なのかなという気がします。