くらし情報『【観劇レポート】3年の時を経て上演中のミュージカル『アナスタシア』キャストの魅力に迫る』

【観劇レポート】3年の時を経て上演中のミュージカル『アナスタシア』キャストの魅力に迫る

ふたりとも、アーニャを夢のようなプリンセスではなく、現実に立ち向かい、ひとりで進む道を切り拓く現代的な、血の通ったヒロインとして演じていて、とても説得力がある。

二役を担う海宝直人ほか、トリプルキャスト三者三様のディミトリ役&グレブ役

【観劇レポート】3年の時を経て上演中のミュージカル『アナスタシア』キャストの魅力に迫る

海宝直人
ディミトリ役は海宝直人、相葉裕樹、内海啓貴のトリプルキャスト。近年どんどんその存在感を増している海宝は、まずは何と言っても、劇場空間を圧倒させる力強い歌声が素晴らしい。ソロナンバー『俺のペテルブルク』の意気揚々とした歌声は聴いていて心地が良いだけでなく、ディミトリの自信が伝わってくる。またキャラクターとしては頭の回転の速さが伝わる役作りで、切れ者感充分。混乱の時代、自ら道を切り拓いたアナスタシアと共振していくのがわかるディミトリだ。


【観劇レポート】3年の時を経て上演中のミュージカル『アナスタシア』キャストの魅力に迫る

相葉裕樹
相葉ディミトリは爽やかで、ロマンス要素が強め。立ち姿も美しく、舞台がパリに移ってからの衣裳の映えること。原作にあたるアニメ版のディミトリも彷彿とさせる造形であると同時に、数々の大舞台を経験している彼らしい安定感ある歌声で、“頼れるディミトリ”を自然体で演じている。

【観劇レポート】3年の時を経て上演中のミュージカル『アナスタシア』キャストの魅力に迫る

内海啓貴
2020年の今作がグランドミュージカル初挑戦だった内海のディミトリは、少年っぽさが魅力。

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