2021年、絶対に押さえておくべきアートなTOPICS10
同じ風景画というジャンルでも、画家や時代によって描き方、描くものは大きく変わってくる。3つの展覧会をめぐり、風景画の魅力を堪能してみよう。
【TOPIC7】
現代美術の多様な表現に注目!
『Chim↑Pom展(仮題)』Chim↑Pomポートレート撮影:山口聖巴
2021年も現代美術の展覧会もラインナップが豊富。2021年はそのなかでも、若手や中堅アーティストの展覧会に注目が集まっている。森美術館で開催される『Chim↑Pom展(仮題)』(10/21~22年1/30)は、強いメッセージ性とユーモアと皮肉を絡めた作品で知られるアーティスト集団、Chim↑Pomの初期から近年までの代表作を一堂に集める展覧会。オリンピック開催後のタイミングで開催される展覧会に発表される新作にも期待したい。
『ライゾマティクス_マルティプレックス』Daito Manabe + Yusuke Tomoto + 2bit《chains》2016年Exhibition view: "GLOBALE: New Sensorium - Exiting from Failures of Modernization"Courtesy of ZKM | KarlsruhePhoto by Tobias Wootton and Jonas Zilius [参考図版]
人とテクノロジーの関係を探求し続けているrhizomatiks(ライゾマティクス)