くらし情報『史上最速!公開10日で興行収入100億円を越えた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、歴史的大ヒットの要因を掘り下げる』

2020年10月29日 06:00

史上最速!公開10日で興行収入100億円を越えた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、歴史的大ヒットの要因を掘り下げる

これは、1週目の土日(10月17.18日)興収の90.7%だったのである。『鬼滅の刃』は、話題性が抜きん出ていたイベント・ムービーであり、普通のイベント・ムービーであるなら、最初に盛り上がり、2週目の数字は確実に落ちる。それが、ほとんど落ちなかった。これが驚愕の理由だ。イベント・ムービーにして、クォリティムービーという稀有な作品として立ち現れたと言っていい。邦画と洋画を合わせた国内の最終的な歴代興収トップは、『千と千尋の神隠し』(308億円)だが、この数字にどこまで迫るか、あるいは抜いてしまうのかに、これからの関心が移ったと言えようか。

映画興行とは、ある水準まで数字が伸びると、その先は未知の領域に入る。『千と千尋の神隠し』は、1年間の長きにわたる上映を通して歴代トップになったが、公開の1週間、2週間あたりでは、当事者でも最終的な興収は全く推定できなかった。
『鬼滅の刃』も、その領域に入ってきたと言えるだろう。10月27日時点の推測を言えば、近い時期に動員1000万人に達成する。その時点で、興収140億円近いとみられる。それから先は、3週目(10月30日~11月1日)の成績いかんとなろう。

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