原因は自分にある。大倉空人・長野凌大・桜木雅哉インタビュー「げんじぶが僕たちの青春。あの夏がないと今はなかった」
結構自分の中で歌に対してこだわりみたいなものはあるんですけど、でもまだ安定しないんですよね。
――なりたい理想像がいろいろある状態なんですね。
大倉そうですね。でも、どっちも歌いやすいんですよね。自慢でもなく、透明感がある感じにも、力強くパンチのある声にもどちらでも歌えるので、だからこそ安定しないというか。曲によって声が変わるので、凌大がさっき言った「誰が歌ってるかわかる」という面でちょっともったいないな、と思っています。
――今の話とつながるかもしれないんですけど、ご自身のボーカルの強みを感じますか?お話を聞いてると、今構築されている途中なのかな、とも思うんですが。
長野最初、自分の声を録ったときは、嫌いだし直したいと思っていたんですけど、逆にそれが強みになっているのかな、という理解はしてきたかな。
前に比べたら、声に対して嫌だな、という気持ちも減ってきました。
桜木うーん、僕ないんだよね……。
長野そこは自信持っていこうよ。
大倉雅哉のいいなと思うところは、力強く聞こえるところは力強く、バラードではしっとり歌えるっていうその切り替えはやっぱ素敵だな、ってメンバーとしてやっぱ聞いてて思いますね。