【『Live!ロックちゃん2023』対談シリーズ④】芦沢ムネト×くるり
昔、土日とかになるとおばあちゃんとかが絶対に宝塚とか見てたんですけど、何かを演じてる人がいるっていうのが、ちょっと怖くて。自分と違うものを入れてる人を目の前にするっていうのがどうにも怖かったんですよ。例えば音楽の人だったら、僕の隣で岸田さんがしゃべってても歌ってても、自分の言葉だから一緒の人なんですよ。で、テレビとか映画だったら、まあ大丈夫になったんですけど、生の舞台っていうのが最近までなかなか慣れなくて。
岸田トム・クルーズとかでもアカンの?
佐藤いや、それは……生で演技してるとこ見ることないやろ?(笑)
お笑いに学ぶことって多いなって最近思いますね(笑)(岸田)
――芦沢さんは、このイベントを開催するとなって、すぐに出ていただきたい!と思ったのが、くるりだったんですよね?
芦沢そりゃあもう。自分でイベントをやるなら、くるりを呼びたいというのは夢でしたから。
岸田下品な歌い方しかできないですよ?
全員(爆笑)
芦沢このイベントをやるにあたって僕がひとつ思い描いたのが、若手のバンドとくるりを同じステージで観てみたいなって思ったんですよね。どうなんですか?最近は若いバンドと一緒にやったりすることはあるんですか?
岸田昨年ね、KOTORIとかリーガルリリーとか、割とそういう機会が多かったんですよ。