PURIKURA MIND・石ツ瞭斗インタビュー「もっとエンタメをやらなくちゃいけないと思ってます」
――3月にはEP「Starter Kid’s」のリリースツアーが大阪、東京で開催されます。
前回の自主企画は2曲しか出してない状態だったので、お客さんは予習もできなかったんですよ。ライブで初めて聴く曲が多くて、それはそれでよかったと思うんですけど、今回はEPが出た後のツアーなので、ライブに来る価値を確かめたいと気持ちがあって。今ってたぶん、現場主義みたいなものの価値がどんどん薄れてると思うんです。ただ、僕らはそこにも抗いたくて。それもロマン主義みたいなものなんですけど、僕は平成11年生まれなんですけど、令和になっても平成のモラトリアム感を続けたくて。
――なるほど、それが”PURIKURA MIND”なんですね。
はい。
僕が生まれた1999年はライブに行く意味がめちゃくちゃあったし、ライブハウスにも価値があったはずで。今はそうではないとわかってるんだけど、やっぱりライブを見てほしい。それはこっちのワガママでしかないし、もっとエンタメをやらなくちゃいけないと思ってます。今は自分たちだけでそれを実現できないので、大阪も東京もゲストバンドに出てもらうことになってます。
――将来的にはPURIKURA MINDのエンタメを確立したい、という気持ちもある?
そうですね。