逢坂良太&洲崎綾 6年ぶりの『シドニアの騎士』最後の物語「ようやくみなさんにお届けできる」
と聞きに行って、監督とも色々対話しながら作り上げていったのをずっと覚えています。キャストのみんなともお互いの思い描いている情景が違う場合があるから、テストや本番でお互いの距離感を調整しながら演じている感覚はありました。
そうやって私たちが出したお芝居にどんな絵をつけていただけるんだろうってすごく楽しみじゃなかった?
逢坂楽しみだった! でも逆に「これで良いのかな?」と思うことも多かったかな。
洲崎たしかに! とはいえ、微調整するために追加で収録もしていたから、すごくすごく丁寧につくられている作品だと感じます。
―― 最後に物語の完結となる『シドニアの騎士 あいつむぐほし』への思い・意気込みをお願いいたします。
逢坂ようやくみなさんにお届けできるのがすごく嬉しいです。そして、『シドニア』の一ファンとしても完成された映像を映画館で見られることがすごく嬉しいです。公開が終了して円盤が発売されてようやく寂しさが募るのだろうなと思いますが(笑)、今はお届けできる喜びとともに楽しみに公開を待っています。
みなさんの心の中に何かしら残る作品になっているはず。本作をご覧になられたみなさんが何を感じてくれるのか、どこを重点的に見てくれるのか、僕らが抱いた感動を少しでも感じていただきたいなと思います。