【写真50枚】“ハリポタ”スタジオツアーがクリスマス仕様に! “変身”の仕掛人がその裏側を語る!
ファンの方はぜひともチェックしてほしい。小説のクリスマスシーンそのままではないんだけど、それに準じるかたちで再現しているから。
もうひとつ、言っておきたいのは映画撮影のときのこと。最初はホンモノの料理を並べていたんだけど、時間が経つと痛んでくるし、匂いが充満するので、徐々にレプリカに変更していった。今回もそんなレプリカを使用したわけだけど、それを日本で使うのはちょっと気が引けるよね。レストランに飾られている日本の食品レプリカは本当に素晴らしいから。それを見慣れている皆さんが半分でも認めてくれれば本望だよ(笑)。
――映画の小道具などを、このスタジオで再現する上でもっとも大変だったことは?
ボハナ映画に忠実に再現することにこだわり、まったく同じものを作らなきゃいけなかった。だから制作に携わったのも、実際に映画でアイテムを作ってくれた人たちなんだ。これはビジュアルの問題だったけれど、こういうスタジオでの展示となると、もうひとつ課題がある。映画の場合は数週間の撮影に耐えられればいいけれど、展示するのであればもっと長く使える耐久性の優れたものにしないといけなかった。制作のプロセスでは、耐久性と堅牢性があるものを強く意識したんだ。