2021年8月13日 12:00
黒木華が語る、女性たちが前を向いて進んでいく新しい『ウェンディ&ピーターパン』
シャドウの皆さん含め、すごく明るい現場です。
――お客様に「ここが面白い」と伝えたいところはありますか?
全部面白いですよ(笑)。見どころがたくさんある作品だと思います。人間模様もそうですし、フライングや殺陣もあります。衣裳や舞台装置もイギリスのスタッフの方々とのコラボレーションでできた素晴らしいものになっています。お子さんだけではなく、大人の方にも楽しんで観ていただける作品になるようがんばっているところです。
――冒険のお話ですが、黒木さんが最近された冒険は?
最近はあまり外に出られていないので稽古が冒険ですかね(笑)。
――では、最近楽しかったことは?
楽しかったことも稽古なんです(笑)。
舞台が本当に好きなんですよね。
――舞台はどんなところが魅力ですか?演じる側として、観る側として、両方お聞かせください。
観る側としては、目の前で演者さんが感情を出して動いているところをフィルターなしで生で観られる。その迫力は舞台ならではの伝わり方で、映像にはないものだと思います。そこが一番の魅力ですかね。演じる上での違いは、映画は撮り順が前後することが多いですが、舞台は始まりから終わりまで物語が流れている中にいられるので、私にとってはすごくやりやすいです。