くらし情報『佐々木蔵之介、舞台『冬のライオン』は家族が容赦なく闘うシチュエーションコメディ』

2022年2月18日 07:00

佐々木蔵之介、舞台『冬のライオン』は家族が容赦なく闘うシチュエーションコメディ

とさらに野望をたぎらせるところは、俳優としてのご自身と照らし合わせて考えた場合、強く共感出来る部分でしょうか。長男リチャード役の加藤和樹さん、フランス王フィリップ役の水田航生さんなど気鋭の俳優陣と稽古を重ねるなかで、いい意味での危機感、競争心が生まれることもあるのでしょうか。

そうですね、同世代だったら少し考えるかもしれないけれど、世代が違うと「この年齢の時の俺はこんなに出来なかったな。よく解釈してしっかり舞台に立って、立派やなあ」と思うほうが大きいですね。加藤さんも水田さんも、この戯曲を一緒に戦う同志といった感じで、これをやり遂げたらまた絆が深まると思います。高畑さんもそう。初めて高畑さんとお会いしたのは、僕がまだ劇団(「惑星ピスタチオ」に1998年まで在団)にいたころでしたからね。29歳から30歳になるあいだ、高畑さんと舞台(『ロマンチック・コメディ』1998年上演)でずっと一緒だったんです。
だから今回の共演には感慨深いものがありますね。

作品と向き合い、格闘していく時間を求めている

――いつも「しんどい〜」とおっしゃいながら(笑)、ご自身を追い詰める作品、役柄に飛び込んでいく理由を教えてください。

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