Bye-Bye-Handの方程式 フルアルバム『ソフビ』でメジャーデビュー 楽曲制作、キャリア最長の全国ツアーへの思いを語ったロングインタビュー
どんなふうにスタートしているんですか。
汐田泰輝(Vo/Gt)ベース(中村)以外の3人は中学の同級生なんです。中学卒業後に僕が、ギターの岩橋とドラムの清弘それぞれからバンドの誘いを受けていたんです。それぞれキャラがちがったバンドで、こっちはキャッチーで、こっちはダークでみたいな曲を作っていたけど、両方ともメンバーが集まらずで。じゃあ、2バンドで合体しようという。
清弘陽哉(Ds)日本にはなかなかドラムがいないんですよね(笑)。
──岩橋さんと清弘さんは2バンドが一緒になるのはOKだったんですか。
岩橋茅津(Gt)僕は元々ギター希望やったので、Bye-Bye-Handの方程式でもギターができるのは希望通りだなと思っていたんですけど。
汐田清弘はギターやベースが弾けたんですけど、元々ドラムをやっていなくて。僕が今からドラムをやってくれとも言えないし、「ギターとドラムが空いてるけど、どっちやりたい?」って委ねる感じで半ば強引にドラムになっていて。清弘やったことなかったですけど、そのときはなんか好奇心が勝っちゃったんですよね。
──曲自体は元々汐田さんが作っていたんですか。
汐田オリジナル曲を作りはじめたのが中学2年生くらいで。