2023年9月11日 18:00
南佳孝インタビュー/豪華ゲストを迎えて50周年記念ライブを開催「まあ賑やかな感じになるんじゃないでしょうか」
Photo:吉田圭子
9月24日(日) に東京国際フォーラム ホールCで『南佳孝フェス』と題して、自身の50周年を記念したライブを行うシンガーソングライターの南佳孝。シティポップの源流にいる重要人物として近年その存在や楽曲に注目が集まる。今回のインタビューでは、彼のデビュー作となった『摩天楼のヒロイン』(73年)を起点に多くの楽曲を共にした作詞家・松本隆のことを中心に、自身の音楽履歴も含め語ってもらった貴重なインタビューとなった。
自分でいいと思った音楽は歌の上手い人を選んできたっていう自負がありますね
――コロナの期間はどのように過ごされていたんですか?
外に出られなかったんでね、何かやれってことだと思ったんですよ。だからそれをきっかけにやり始めたことがいくつかあって、やってみて正解でしたね。
――それが絵を描いたりということだったんですか?
そういうことです。
――興味自体は前からあったということですか?
そうですね。油絵の描き方を知らなくて、何年か前にカルチャースクールに通ったこともあったんですよ。
そしたら油絵の描き方っていうのがまとめてある紙があって、これだけもらえればいいやって思ったんだけど(笑)。