くらし情報『『地球がまわる音を聴く』森美術館にて開催中 アートを通してコロナ禍以降の「ウェルビーイング」を考える』

2022年7月19日 18:15

『地球がまわる音を聴く』森美術館にて開催中 アートを通してコロナ禍以降の「ウェルビーイング」を考える

《八木山橋》を渡った先にある《僕の町にあったシンデンー八木山越路山神社の復元から2000~2019》には、日常のものを使った新しい神殿が作られている。

『地球がまわる音を聴く』森美術館にて開催中 アートを通してコロナ禍以降の「ウェルビーイング」を考える

青野文昭《八木山橋》、《僕の町にあったシンデンー八木山越路山神社の復元から2000~2019》2019年
金崎将司は社会福祉法人にじの会が運営する「にじアート」に所属する。造形活動を始めた当初、金崎は雑誌やチラシを使ったコラージュを行っていたが、次第に紙片を同じ場所に貼り重ね続け立体作品へと展開していった。木工用ボンドで塗り固められた紙片はいつしか岩のようになり、独特の存在感を持っている。


『地球がまわる音を聴く』森美術館にて開催中 アートを通してコロナ禍以降の「ウェルビーイング」を考える

金崎将司《百万年》2012年

堀尾貞治、堀尾昭子の対照的な作品世界

堀尾貞治は具体美術協会のメンバーとして、2018年になくなるまで「あたりまえのこと」を主題とした作品を毎日制作し続け、その数は10万点を超えているという。

『地球がまわる音を聴く』森美術館にて開催中 アートを通してコロナ禍以降の「ウェルビーイング」を考える

堀尾貞治《色塗り》シリーズ
堀尾貞治の妻、堀尾昭子もまた具体美術業界に所属していたアーティスト。夫の貞治とは対象的にミニマルで凝縮された作品をじっくりと時間をかけて制作した。二人の対象的な作品がならぶ空間は圧巻だ。


『地球がまわる音を聴く』森美術館にて開催中 アートを通してコロナ禍以降の「ウェルビーイング」を考える

堀尾昭子《無題》2012年
モンティエン・ブンマーの《自然の呼吸:アロカヤサラ》は独特の香気を放つ作品。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.