くらし情報『バレエ指揮者・冨田実里、主演ダンサー木村優里が語る、はじめての『白鳥の湖』』

バレエ指揮者・冨田実里、主演ダンサー木村優里が語る、はじめての『白鳥の湖』

その譜面からのエネルギーを音にかえしていくのが私たちの仕事。ストラヴィンスキーは自伝の中で、動きと音楽とが織り混ざったらどんなに面白いことができるか、ということを書いていて、そうした彼らの取り組みを知って、自分も何か音を通して試していける──とても難しいことだけれど、すごくやりがいのある楽しみだと思っています。
木村冨田さんはダンサーの思いを汲んでくださるので、いつも音楽に助けられています。その日の舞台の、全体の流れというものがあるのですが、音楽がそれを大きく紡ぎ出し、幕をつないでいってくれる。私たちはそれに身を委ねることもできるし、それがいい化学反応になったりもする。本当にお互いの呼吸、ですよね。

冨田呼吸が合うと楽しいですよね。一体感が感じられるというのはまた、幸せな時だなと思います。
そこもぜひ皆さんに体感していただきたいです。

マイムを知ると、楽しくなる

──舞台中、マイムの説明もあるようですが、バレエにおいてはマイムもとても重要な位置を占めている要素ですよね。

木村以前踊っていたヴァージョンでは、夜の湖畔で出会った王子とオデットのふたりが手を取り合い、そこから踊りが始まります。

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