松田凌が作り上げる、美しさと強さを秘めた加州清光 「新選組隊士たちの志が根付いている」
「たとえぶつかり合っても自分たちがこれだと思う道に進んでいきたい」
――本公演には、植田圭輔さんが演じる大和守安定も出陣します。加州清光にとって、非常に関係性の深い刀剣男士になりますが、植田さん、そして大和守安定についてどのような思いがありますか?
初めて出陣させていただいた「天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-」のときに、加州清光として「あいつが」という気を持たせるセリフがあったのですが、僕自身も「いつか、いつか」と願っていたので、その願いを叶えていただいてありがたいです。まさに念願が叶ったという形です。
――これからの稽古を通して加州清光と大和守安定の関係性もさらに深まっていきそうですね。
そうですね。植田くんもおっしゃっていましたが、ぶつかってもいいと思っています。揉めたいわけでもけんかしたいわけでもないけれど、信頼しているからこそ、きちんと向き合えると思います。それは植田くんだけでなく、今回はそれくらい作品に向き合う人たちが集まったと思っています。
なので、いろいろな可能性にチャレンジして、例えぶつかり合っても自分たちがこれだと思う道に進んでいきたいと思っています。
「これが僕たちなりの王道」