2023年6月16日 08:00
福士蒼汰が夢を叶えられた理由「運がめぐってきたとき掴める自分でいること」
海外はリアリティ重視、嘘がないように演じる難しさ
福士蒼汰が演じているのは、優秀なコンピューター・エンジニアのユウト・ナカムラ。Season1から続投する、天才生物学者アーサー・ワイルド(ジョン・リンチ)の依頼を秘密裏に手伝う役柄だ。
「ユウトはコンピューターに精通している青年で、白黒問わず、さまざまな仕事を受けながら大金を稼いで休む、というようなキャラクターです。明るい性格で、普段はビデオゲームをしている設定もある彼が、リアルにデスゲームのような環境に追い込まれたらどうなるか、ということを監督やアクティングコーチらと話しながら役を作っていきました。
ユウトはロジカルな思考の持ち主なので、誰かが殺されたら犯人はこういう面があるのかもしれない、こんな理由で可能性があるのはこのメンバーだ、と論理的に考える人だと、演じていて思いました。ずっと恐怖に怯えていたり、暴力的になったりする登場人物がいる中、ユウトはいつも冷静でいる印象です」
太平洋を航海中の巨大貨物船で首のない死体が発見され、隔絶された場所で逃げ場もなく動揺する研究員や乗組員たちを前に、その様子を観察するユウト。海外作品で芝居をするなかで、ユウト役を演じるにあたって、苦労したこともあったようだ。