ウルフルズ約2年ぶりホールツアー 改めてウルフルズの、トータスの歌力を魅せつけられたロームシアター京都公演【"ネタバレなし"オフィシャルレポート】
にEX THEATER ROPPONGIで行われる。2本共にサポートドラマーはサンコンであり、サポートベーシストはフラワーカンパニーズのグレートマエカワ。90年代カルチャーに学生時代から多大なる影響を受けている身としては、特筆すべき情報なので書かせていただきました。
さて、キーボードの小杉がウルフルズツアー初帯同なのも今回のトピックス。何がトピックスかというと年齢が25歳。メンバーと親子ほどの年齢差があるが、だからこその演奏の新鮮さと、本当に25歳と疑ってしまうほどの渋い技巧派でもある。見た目からしても若くして存在感があり、この新たな若き仲間は誠に頼もしい。余談だが、ツアー初日の佐賀でのライブ終わりに、ひとりでスタジオに練習に行ったという。
この真剣さからして、ツアーでの伸びしろが楽しみでならない。
ライブでの立ち位置についても書くと、舞台前方に横一列で下手からサンコン・トータス・ジョンBときて、一段高い後方に桜井と小杉が並ぶ。美術セットは既にSNSでも写真が掲載されていたが、2002年のツアー『ツーツーウラウラ』と同じくウルフルズとデザインされた電飾美術セットが色鮮やかに光りまくる。