2022年8月23日 18:00
【インタビュー】SCOOBIE DOは、ガレージの枠からもロックバンドの枠からもハミ出ている。それこそが自分たち
Photo:吉田圭子
ロック、ファンク、ソウル、ガレージなど血肉化した、しなやかで力強いバンドグルーヴ。これまで以上にポップネスを打ち出したメロディ。そして、不安や葛藤を見据えつつ、“それでも自分らしく生きていく”という意思を高らかに鳴らす歌。デビュー20周年の記念イヤーに届けられたSCOOBIE DOの新作『Tough Layer』は、このバンドの根幹と新鮮な表現を同時に感じさせる充実作に仕上がっている。
コヤマシュウ(Vo)、マツキタイジロウ(Gt)に本作『Tough Layer』の制作、10月からスタートする全国ツアー『TOUR Funk-a-lismo! Vol.13』について聞いた。
――まずは今年6月19日に東京・大手町三井ホールで行われたワンマンライブ 「『Get Up』リリース20周年記念日のSCOOBIE DO」(https://lp.p.pia.jp/article/news/234853/index.html) について。メジャー・デビュー“コンパクトアルバム”『Get Up』リリース20周年を記念したライブでしたが、普段とは違う思いはありましたか?
コヤマシュウ(以下、コヤマ)