2022年10月13日 07:00
板垣李光人が考える“愛”「愛とは、求め合わないこと」
撮影:奥田耕平
突然姿を消した元恋人との偶然の再会。しかし、8年ぶりに目の前に現れた彼は聴力を失っていた――。
今や地上波の連ドラでは希少となった「本格ラブストーリー」として話題を集めている木曜劇場『silent』。主人公・青羽紬を演じるのは、川口春奈。さらに高校時代の恋人・佐倉想に目黒蓮という最旬キャストが、この温かくも切ないラブストーリーに深みと彩りを加えている。
その中で、板垣李光人が演じるのは、紬の弟・青羽光。姉を支える弟に扮する板垣は、ドラマの中で描かれる愛をどんなふうに見つめているのだろうか。
自分が想と同じ立場でも同じ選択をすると思う
――紬をめぐり、想と湊斗という2人の男性が登場します。板垣さんはどちら推しですか。
光としても湊斗推しだし、必然的に湊斗推しになりましたね。やっぱりどれだけ湊斗と一緒にいても、紬の心のどこかには想がいる。理由もわからないままフラれてしまった分、そうなる紬の気持ちもわからなくはないんですけど、どうしても湊斗が可哀相に思えちゃって。つい湊斗に感情移入してしまいますね。
――切ないラブストーリーでありながら、キュンとする描写も多いですよね。