「演劇を観て、人を好きになってほしい」朝夏まなと×ノゾエ征爾 舞台『ロボット』で初タッグ
朝夏はい、一気に和みました(笑)。その通りでしたけど、やっぱりその日の本読みはとても緊張しました。今も台本を持って動きながら、読み合わせの稽古をやっていまして。これほど長く読み合わせの稽古をやることも、これまでなかったんです。初日に本読みをしたら、次からはもう立ち稽古で、歌稽古や振付があって。
ノゾエなるほど〜。
朝夏こんなに真摯にお芝居だけに向き合えることがとても新鮮で、刺激がありますし、面白いです。毎日、自分が出せるもの、その時に感じたものをすべて提示して、ノゾエさんに「もうちょっといけますか?」とか言ってもらいながら、いろいろと試している最中ですね。
「アベンジャーズ」のような共演者たちと対峙する刺激的な稽古場
――俳優さんによる本読みでの感触はいかがでしたか?
ノゾエ想像していたよりもだいぶ面白かったです。俳優さんの力も大きいし、バランスも良かったんでしょうね。生きた言葉ってこんなにいいんだ!と感じられて。翻訳家の栗栖茜先生も初日にいらしてくださったんですけど、「素晴らしかった、面白かった」とおっしゃってくださいました。とても前向きな空気が稽古場にあると感じられたことが、何よりも良かったですね。