「演劇を観て、人を好きになってほしい」朝夏まなと×ノゾエ征爾 舞台『ロボット』で初タッグ
ノゾエああ〜、かもしれない。よく言われるので。僕のほうこそ、いっけいさんにそう思っていますけどね(笑)。何を考えていらっしゃるんだろうって。まあ僕としては、演出家というのは権力者じゃないし、何か優位的なポジションにいるわけでもない、ってことは早めに示したいなと思っていて。「僕は何も知らないし、わかってないです。一緒に探して一緒に迷いましょう」ということを、わざと示すところがあるので、それがもしかしたら掴みどころのない雰囲気になってしまうのかもしれません。
朝夏稽古場のお隣の席がいっけいさんなので、よくお話をさせていただいています。
ノゾエどんな話をされているんですか?
朝夏ご自宅に防音室を作ったんですって。
ノゾエ稽古場を(笑)!?
朝夏はい。「ちょっと狭くて、そこで大きい声出して練習していたら酸欠になっちゃった」っておっしゃっていました。(一同笑)それで、「朝夏さん、あんなに叫んでいるけど酸欠にならないの?」って聞かれました。
ノゾエハハハ!
朝夏「ここは空気がいっぱいあるから大丈夫です」って答えました。いっけいさん、チャーミングですよね(笑)。
ノゾエやっぱり家でも夢中になっちゃうんだ。