2021年11月7日 13:10
BEGIN『うたの日コンサート』レポート、石垣島の高校生や新世代アーティストと世界に向けて配信
金城弘美
続いて登場したのは、メンバー全員が石垣島出身在住18歳の4ピースロックバンド・ATHE DANGANEEDS。1週間前には島内でワンマンライブも大成功におさめたばかりの石垣島のニュースターだ。メンバーが畑作業のアルバイトをした時に感じた農家へのリスペクトを歌った「畑ブルース」など、オリジナル曲5曲を披露。ステージの上で熱い演奏を繰り広げる友人たちに、客席は大盛り上がりだ。
ATHE DANGANEEDS
今回の配信は、海外からの視聴者も多い。その理由は、故郷であるペルーを離れ自身のルーツである沖縄に数年前に移った、日系4世のMeli Arakiの出演だ。「Volare」や「Stand by me」など誰もが一度は聞いたことがある馴染みの曲や、沖縄での日々を「まるで、チョコレートのよう。甘くて楽しくて切なくて、そして苦いこともありました。」と例えて歌ったオリジナル曲「Chocolate okinawa」など4曲を披露した。
Meli Araki
そして再びBEGINの3名がステージに登場。かつて自身らが高校を卒業し石垣島から旅立ったのがもう30年前なのかと、思い出トークに花を咲かせた。