くらし情報『見上愛、俊英・清原惟監督作品で得た感覚「優しさと若干の隠している恐怖みたいなものが出ている」』

2024年2月26日 12:00

見上愛、俊英・清原惟監督作品で得た感覚「優しさと若干の隠している恐怖みたいなものが出ている」

見上愛


初の長編監督作品となった『わたしたちの家』が、ぴあフィルムフェスティバル・PFFアワード2017でグランプリを受賞すると、第73回ベルリン国際映画祭・フォーラム部門に正式出品されるなど、世界各地で高い評価を受けた清原惟監督。そんな彼女が第26回PFFスカラシップ作品として手掛けた映画『すべての夜を思いだす』が公開を迎える。本作でトリプルキャストの一人を担った俳優の見上愛が、清原監督の現場で感じたことや、作品の持つ魅力について語った。

本作は、東京郊外の街・多摩ニュータウンの春のある日を舞台に、友達から届いた引っ越しを知らせるはがきを頼りにニュータウンの入り組んだ街を歩き始める知珠(兵藤公美)、早朝から行方不明になっている老人を探すガス検針員の早苗(大場みなみ)、亡くなった友人が撮った写真の引き換え券を手に友人の母に会いに行く大学生の夏(見上)が、それぞれの理由で街をさまよいながら、思いを募らせていく心の機微を描く。


見上愛、俊英・清原惟監督作品で得た感覚「優しさと若干の隠している恐怖みたいなものが出ている」


清原監督の脚本を読んだ際、見上は自身が演じる夏という役について「キャラクターのバックヤードもほとんど描かれておらず、しかも余白が多すぎて、どういうキャラクターなのか分からなかった」

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