日向坂46が聖夜に届けた音楽×演劇の壮大なエンターテインメント 松田好花もサプライズ登場した『ひなくり2020』レポート
最後はいつもどおり、キャプテンの佐々木久美が締める。「今年は思うように活動できなくて、メンバーの休養とかもあって、私達もたくさんの障害があった1年なんですけど、イブにこうして素敵な場を用意していただいて過ごせたっていうのは、応援してくださって支えてくださってるおひさまのみなさんのおかげです。ありがとうございます。2021年はどういう状況になっているかわからないですけど、おひさまに会える1年になったらいいなって思います。(休業中の)宮田愛萌も帰ってきて、22人で『ひなくり2021』を迎えたいなって思います。2021年こそ、“約束の地”でこの曲を歌えるって願いを込めて」と語り、最後の曲フリをした。
ラストに歌ったのは「約束の卵 2020」。東京ドーム公演への思いが込められたこの曲は、昨年の『ひなくり2019』でもメンバーたちが涙ながらに歌った大切な楽曲だ。
あれから新三期生として高橋未来虹、森本茉莉、山口陽世の3人が加わり、22人になった日向坂46は、今年もこの曲でライブを締めた。それは、必ずファンと一緒に東京ドームに立つという約束の証でもあった。
世の中の多くの人と同様、コロナ禍によって活動が大きく制限された日向坂46。