くらし情報『「自分だけは絶対に殺さないで。そうすれば、こうやってまたライブで会うことができる」……銀杏BOYZ、18〜19年ぶりの全国ツアー・富山公演レポート』

2024年3月15日 22:00

「自分だけは絶対に殺さないで。そうすれば、こうやってまたライブで会うことができる」……銀杏BOYZ、18〜19年ぶりの全国ツアー・富山公演レポート

というすみ分けのようなものがあるが、銀杏BOYZにはそれがまったくない。幅広い層の人たちが支持し、そして皆が自由に楽しむことができるのも銀杏BOYZのライブの特徴だ。しかも、今回は峯田ひとりの弾き語りステージ。その「歌」たちを染み渡るように楽しめるはずだと期待感が膨らむ。

こんな空気の中で、ギターを一本鷲掴みにしてステージにネルシャツを着た峯田が現れた。見た目だけを見れば「ごく普通のアンちゃん」という風情だが、これは峯田自身があえてそうしているのだろう。峯田は常々「自分はただの音楽好きの46歳」と語り、ある種の「ステージとリスナーの上下関係」みたいなものをなくすような発言をする。その上で「ライブ」という特別な空間に存在する「音楽があまねく人と人とのつながりや瞬間」だけを追い求めたいとも。


そんな峯田が1曲目に「新訳 銀河鉄道の夜」を歌うと会場の空気は一変。神が憑依したかのような強さを与えオーディエンスは皆、息を飲むようにその音、歌詞、そして峯田の声に聴き入った。
「自分だけは絶対に殺さないで。そうすれば、こうやってまたライブで会うことができる」……銀杏BOYZ、18〜19年ぶりの全国ツアー・富山公演レポート

歌が始まると、ライブハウスの空気が一変
続く「NO FUTURE NO CRY」「若者たち」といったアップテンポな楽曲でも、アコースティックギターを壊れんばかりにかき鳴らし圧倒。

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