【美文字の基本の書き方3】名字を美しく書くコツ〜高橋さん編〜
3画目~5画目の「口」は大きく書き過ぎないこと。これらを意識するだけで、とてもバランスの整った美文字が完成します。
木へんの縦線の位置が重要ポイント
「橋」の漢字の2画目にあたる縦線は、1画目の横線を3等分したときの2:1の位置に書くとバランスが良くなります。縦線の書き終わりはしっかり止めましょう。しっかり止めることで、字が引き締まります。また1画目と3画目の左端も、同じ位置に揃っていると見栄えが格段に良くなるでしょう。最後に確認してほしいのが、木へんの書き終わりです。右側が揃っていると美しいバランスになります。
最後に払い部分の方向を意識しよう
これが最後のポイントになります。「橋」の右側一番上の部分にある5画目の払いは、横に払いましょう。下方向に向けて払ってしまうと、左右対称の美しいバランスが保てなくなります。
7画目にも払いがありますが、こちらも同じように横に払うことを意識して書きましょう。9画目からは、「高」の漢字のときと同じ形になります。先ほど紹介したように、左右対称で等しい間隔を空けて書きましょう。
美文字のコツを掴んで役立てて!
手書きの文字にはその人の内面が表れると、よく言われます。