2017年10月30日 22:38
話題沸騰!23人の異世界を味わえる期間限定の美術館
誰にでも居心地のいい工夫がいっぱい、アクセシブルな展覧会
この展覧会ではアート作品を「精神的に安定した状態を生み出しその状態を維持するための能動的な道具」と捉えて、作る側はもちろん、見る側も展覧会に参加できる仕掛けが随所に散りばめられています。
さらに、「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」では障害を持つ人、高齢の人、小さな子供を連れた人などさまざまな人にアートを楽しんでもらうため、車いすでも鑑賞を楽しめるように会場内がスロープ状になっていたり、作品の展示位置が低くなっているのも特徴です。他にも、何か困ったときにお手伝いができるように、スタッフが常駐する「ウェルカム・ポイント」や、照明を落とした静かに過ごせる部屋「クワイエット・ルーム」、音声を通して作品を知ることができる「オーディオ・ディスクリプション」などひらかれた展覧会になっています。
アーティスト・香取慎吾の魅力を味わえる!
このアート展で話題を集めているのが、香取慎吾さんの作品「イソゲマダマニアウ」「火のトリ」が出展されているということ。「僕にとってアートとは、ルールやゴールが存在しないもの。始まりにも終わりにも正解はなく、自分の物差しで決めることができる、かけがえのないものです。