くらし情報『300年以上前の恋物語の舞台!「鶴富屋敷」』

2018年8月28日 10:38

300年以上前の恋物語の舞台!「鶴富屋敷」

(一番広い部屋で客間として用いられ冠婚葬祭などの行事も行いました)、「ツボネ」(寝室、夫婦の部屋で、お産の部屋にもなりました)、「ウチネ」(茶の間)と呼ばれる四室と、「ドジ」と呼ばれる土間に雑穀をつく空臼と大小の石造りのかまどがあります。部屋の背面は、戸棚を造り付けにし、開口部が全くないのが特徴的です。

椎葉型住宅
300年以上前の恋物語の舞台!「鶴富屋敷」

「鶴富屋敷」は椎葉型といわれる独特の建築様式の民家です。十根川重要伝統的建造物群保存地区には、このような椎葉型の建築様式民家とそれに機能的に隣接する馬屋・倉、そして屋敷を構築する石垣が樹木林と程よく調和し、歴史的景観を保持しています。

縁側で食べる「そばだご」は絶品

300年以上前の恋物語の舞台!「鶴富屋敷」

今回は、特別に「鶴富屋敷」の台所で那須家32代目の那須さんと一緒に「そばだご」を作りました。

そば粉から作る「そばだご」。そば粉の割合でまったく違う食感が楽しめ、よもぎを入れたり、味付けにはちみつやお醤油、きな粉をつけていただきました。縁側に座って飴色の板戸や古い柱や漆に抱かれていると、懐かしい落ち着きを感じ、時間の流れが止まったよう。

300年以上前の恋物語の舞台!「鶴富屋敷」

「鶴富屋敷」に隣接して、那須家32代目が経営する旅館があります。「鶴富屋敷」

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