くらし情報『愛用の割れた食器はゴールドで復元!?古来の伝統修復「金継ぎ」にトライできるワークショップ』

愛用の割れた食器はゴールドで復元!?古来の伝統修復「金継ぎ」にトライできるワークショップ

祖父からは、「家族の器なんだから自分で修復してみたら?」とアドバイスをもらいましたが、どうやって修復すればいいのか途方にくれていました。

そんな中、〔東急ハンズ渋谷店〕で開催された「金継ぎのワークショップ」に伺うことになりました。当日は、播与膝行(はりよしっこう)という漆や、金継ぎ教室を開催されている、器補修の先生が金継ぎのセットを使いながら実演してくれました。

さっそく金継ぎに挑戦

愛用の割れた食器はゴールドで復元!?古来の伝統修復「金継ぎ」にトライできるワークショップ


「金継ぎ」はまず接着剤を自分で作ることから始まります。金継ぎの方法は何種類かありますが、今回は刻苧付け(こくそつけ)と呼ばれる技法でした。すべて天然の材料を使用し、漆を混ぜたペースト状の接着剤となるものを作っていきます。


愛用の割れた食器はゴールドで復元!?古来の伝統修復「金継ぎ」にトライできるワークショップ


透漆(すきうるし)、ご飯粒、刻苧綿(こくそわた)、木粉を混ぜてペースト状にします。ご飯粒が古くから接着剤になるのは知っていましたが、まさか器の補修にも使えるとは、驚きです。ご飯粒を除き、これらの材料は金継ぎセットの中に入っているとことでした。

ペースト状になったら、ヘラを使って欠けた部分に付けていきます。

愛用の割れた食器はゴールドで復元!?古来の伝統修復「金継ぎ」にトライできるワークショップ


はみ出た部分を削り取り、器の形を整えます。


愛用の割れた食器はゴールドで復元!?古来の伝統修復「金継ぎ」にトライできるワークショップ


こういった欠けた器であれば、まずはパーツを組み合わせ、穴がないかを念入りにチェックします。

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