【2017年版】最新!太陽光発電の売電価格はいくら? 来年以降の変更はある?
と心配される方もいらっしゃるでしょう。
しかし、売電価格そのものは改訂されますが各ご家庭で売電する際の価格は設備導入時に電力会社と売電契約を締結した時点での価格が、固定買取期間で10年間は継続して保証されています。つまり、2017年度中(2018年3月まで)に売電契約を締結すれば、向こう10年間は1kwhあたり28円~30円の価格で電力会社へ売電できることになります。
ちなみに、産業用(非住宅用)の太陽光発電設備の場合は固定買取期間が20年となっていますから、2017年度中の売電契約で向こう20年のあいだ1kwhあたり21円で売電を行うことができます。
2017年度中に設置したほうがお得?
先の項目では、「売電価格は年度ごとに改定され、現状では年々下がる傾向にある」「売電契約を締結した年度の売電価格が、固定買取期間が経過するまでは保証される」と説明させていただきました。それでは、太陽光発電設備を新規で設置する場合にはやはり、2017年度のうちに行ったほうがお得になると考えてよいのでしょうか。
その回答は「YES」で問題ないでしょう。従来、売電価格については翌年度の価格を公表するのみでしたが、2017年度の売電価格を決定する際には、家庭用太陽光発電設備の場合に限って2018年~2019年の売電価格まで前倒しで発表がされているのです。