突然の転勤でも損をしないために。マンションの売却で気をつけたいこと
転勤後の売却も見据えた売却活動のメリットとしては、検討や契約を、余裕を持って行える点が挙げられます。
信頼できる不動産会社を比較検討しながら選んだり、納得した条件で売却するために交渉を重ねたりすることが可能です。そのため、情報不足の状態で、不動産会社に買い叩かれるという心配はほとんどなくなるでしょう。
一方、デメリットはやはり、金銭面での負担が大きいことです。転勤後の売却を視野に入れている方は、家賃と住宅ローンの二重払いが可能か試算してみるといいでしょう。
また、転勤先が遠く離れている場合は、不動産会社と実際に会って話す機会が減ってしまいます。交渉や契約という場において、電話やメールでは不安が大きいと考える方は少なくないでしょう。
加えて、転勤後の売却では、時間に余裕があるからと、売却活動がつい後回しになってしまいがち。
時間が経つにつれてマンションの価値は落ちる傾向にあり、売却価格が下がる可能性があります。マンションは、売ると決めたらできるだけ早めに処分するよう心がけましょう。
まとめ
所有している資産を手放すのは勇気がいることですよね。マンションとなると、その金額も決して小さくありません。