マンションの売値はどう決まる?査定の要素をご紹介!
「マンションを売りたい!」と思ったとき、まず知りたいのは一体いくらの値がつくのかということです。実際に不動産会社に査定額を出してもらったら、「希望額よりも低かった……」という可能性もあります。もちろん不動産会社も、適当に値をつけているわけではありません。マンションの売値はどのように決定されるのか、査定において重要な要素から売値決定の方法までお教えします。
売値の参考となるのは多くの「成約事例」
「マンションは自分が売りたい価格で売ったらだめなの?」と思われるかもしれませんが、大切なのは買い手と売り手のマッチング。売り手が高額で売りに出してしまうと買い手がつかない可能性があり、かといって安すぎると売り手の損益になってしまいます。そうならないために必要なのが、さまざまな条件をもとにした査定額なのです。
マンション査定の基準となる最もメジャーな手法は「取引事例比較法」。
同じマンションの部屋や近隣の似たような物件などの成約事例情報を収集して比較することで、適切な価格を導き出すというものです。不動産会社間では物件情報交換のためのネットワークシステムなどを利用しています。
全く同じ条件の物件は存在しないため、この比較はあくまで「参考」