マンションの売却時にかかる消費税について徹底解説!
消費税とは、消費者が物を買うときに徴収される税金のことで、法人が物を売る際に徴収し、まとめて納税をします。では、マンションを売却するときにも消費税はかかるのでしょうか。物を購入するときに徴収される消費税は、「マンションを売却するときも同じように徴収し、消費者に代わって納税する必要があるではないか?」と疑問を抱いておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、マンションの売却時における消費税の仕組みについて解説します。
居住用マンションなら消費税はかからない
マンションを売却するとき、消費税がかかる場合とそうでない場合があります。どういう仕組みなのか、順を追って説明していきます。
【消費税とは】
まず、消費税とは以下のように定義されます。
「物の販売やサービスの提供などの取引に対して課される国税・地方税のことである」
上記の「取引」とはいわゆる「消費」のことであり、消費する税金だから「消費税」というわけですね。
もう少し詳しい定義は下記の通りとされています。
「国内において事業者が行った資産の譲渡等には、この法律により、消費税を課する」
(※引用消費税法4条(課税の対象))