太陽光発電に必要な接続箱とはどんなもの?基本から詳しくご紹介します
さまざまな接続箱の種類をご紹介
接続箱にはさまざまな種類があります。設置場所、用途や目的、機能などに違いがあるため、それぞれを順にご紹介します。
【屋外用と屋内用】
屋外用は防水処理が施されており、やや値段が高い印象があります。たくさんの配線を屋内へ通す必要があるため、外壁に大きな穴を開けなくてはならないというデメリットも生じます。しかし、広く普及しているのが屋外タイプです。設置する際は、軒下の外壁側面など、直接雨が当たらない場所が望ましいです。
【産業用と住宅用】
産業用と住宅用で分類され、メーカーから販売されているケースもあります。産業用は直列でつなげる太陽電池モジュールや開閉器が多くあり、直射日光に強いという特徴があります。
値段は高くなりますが、効率的です。
【昇圧機能の有無】
接続箱には「昇圧機能」があるものと、ないものとがあります。昇圧機能をもつ接続箱の場合、電圧が低いブロックがあっても電圧を上げることで、他のブロックと同じ電圧にできます。電圧が揃わないとロスが生じますが、それを防ぐことができます。昇圧機能がある接続箱なら、設置バリエーションを増やすことができ、無駄なく発電することが可能となります。