スーツや制服のテカリはこれで解決!クリーニング要らずで簡単お手入れ
繊維表面のでこぼこが摩擦や圧迫によってなくなると、テカリが発生します。学生服(制服)に限らず、机に肘を付くことが多く、画像のようにテカってしまうことが多いようです。
2. テカリを抑えるお手入れ方法(スチームアイロンの場合)
ウール素材のスーツや制服なら、スチームアイロンを使って修復できる可能性があります。ウール繊維の表面は髪の毛のようにうろこ状になっていて、蒸気を当てるとそれが開く原理を利用した方法です。
アイロンの蒸気の力だけでは繊維の表面が開きにくいため、最初にブラシでうろこの部分を起こすようブラッシングします。衣類用ブラシがなければ、歯ブラシでも代用することができます。スーツや制服は時々ブラシをかけることで、テカリ防止にもなるため覚えておきましょう。衣類用ブラシははウールだけでなく、化繊にも使えます。
スーツや制服のテカリが気になる部分に、当て布をします。直接アイロンをかけてしまうと、逆にテカリがひどくなる可能性があるため注意しましょう。
スチームアイロンをかけるときには、生地から少し浮かすような形で当てます。蒸気が出るハンディーブラシなどがあれば、それを使ってテカリを抑えてみてください。