【神様と暮らす #7】引っ越しで神棚を運ぶ方法、新居にしつらえるキホン
月に1回お届けしている、御神札の正しいお祀りの仕方や日々の奉仕。今回は「引っ越しの際の神棚」について解説しましょう。
引っ越し前にやりたいこと
引っ越しが決まったら、神棚をつくった際と同じく神社の神職さんに来ていただきます。この家で家族を見守っていただいたことの感謝と、引っ越しをする旨の祝詞をあげていただくのです。とはいえ、転勤のように突然引っ越しが決まって時間がない場合には時間調整をして神職さんに来てもらうのは難しいことも。その場合は家族で神棚に拝礼し、新居に引っ越すことを奉告しましょう。
荷造りは別のダンボールで
まず棚板から宮形を下ろし、御神札を抜きます。御神札はその後、白い布や和紙、奉書紙に包みます。同じく下ろした神棚のお道具類は、ほかの家財道具と一緒に詰め込まず専用の箱をひとつ作って詰めるようにしましょう。
神棚は新居に最初に運んでお祀りするのがよいとされています。できれば引越し業者に運搬をお任せするよりも、自身で運ぶようにするのが箱を探すのも平易でおすすめです。
また、新たな場所で神棚を作りますから神職さんに来ていただき神棚を移したことを神様に奉告する祝詞をあげていただきます。