アクセ入れや子どものおもちゃ箱にも!150年以上続く老舗の葛籠屋さんで、「つづら」のインテリアとしてのポテンシャルに迫る
の種類や特徴についてご紹介してくださるのは、当代の弟であられる岩井恵三さんです。当代の岩井良一さんには、後ほどご登場いただきます☆
まずは、「つづら」の特性についておさらいしましょう。もともと着物の保管に重宝された理由はとしては、見た目の美しさや防虫効果、通気性の良さが挙げられます。独特の光沢感は、表面に塗られている漆(カシューナッツが原料)によって生まれたもの。防虫・防カビ効果は、その下に塗られている柿渋によるものです。さらに、大元は竹かごに和紙を貼って作られるので、通気性が確保されているというわけです。
サイズや色は?
基本の「つづら」には、大・中・小の3サイズがあります。従来の大きさの着物が二つ折りで入るサイズは、中くらいのサイズのつづら(2尺6寸)になります。
cmに換算すると、横幅78cm、奥行37cm、高さ24cmです。ちなみに、〔岩井つづら屋〕の「つづら」の仕上がりの色は、上の写真でいうと右の「朱」、真ん中の「溜(茶)」、左の「黒」の3種類があります。
機能性の高い「つづら」も
機能性を高めた「つづら」もラインアップしています。こちらは、「掛子」と呼ばれる内箱付きの「つづら」