綿花から育て、紡ぐコットンクリエイターの自宅アトリエ【我が家の暮らし #7】
リビングの一角と、桑名さんが“ミシン部屋”と呼ぶ2階の部屋です。「いただきものの足踏みミシンは重くて動かせないのでリビングに置いています」と桑名さん。ふだんは、電動ミシンやロックミシン、道具箱などは別の部屋のクローゼットにしまっているそうです。
足踏みミシンで縫製をする桑名さん。この日は、明日からのイベント出店に向けて布ナプキンづくりをしています。ミシン台の脇にある棚は、桑名さんの手作り。ネットでいろいろ調べ、どんな棚がいいのか考え、長さもビシッと測ってつくったというだけあって、ぴったりフィットしています。使い勝手もとても良さそうです。
ミシンを使う際は、すぐ後ろにあるダイニングテーブルに道具一式を移動させ、ワークスペースを確保します。
「手を伸ばせばものがとれるので便利です。
夕飯はここで食べるので、そのとき道具はいったん、片付けます」
収穫した綿から紡ぐ作業もここで行います。紡ぎ車を使い、ひたすら紡いでいくのだそう。「チマチマとする作業がとても好きです。一度始めると止まらなくて、気づくとすごい肩が凝っていたりします(笑)」と桑名さん。
完成した布ナプキンやマスクなどは(市販の布も使います)